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橋本雅邦

(はしもとがほう)

天保6年(一八三五)〜明治41年(一九○八) 江戸木挽町狩野家の邸内で生れ、東京で没。幼名は千太郎。本名は長郷。

十三歳のとき狩野勝川院雅信に学び、号は勝園雅邦といい、別号は十雁斎、克己斎、酔月画生など。同門に狩野芳崖がいた。明治15年第1回内国絵画共進会で銀賞、同23年内国勧業博覧会で一等、東京美術学校教授となった。同31年岡倉天心とともに日本美術院を創立して主幹、狩野派の日本の伝統様式の中に新鮮な洋画風の作風を樹立した明治画壇の巨匠で近代日本画の祖。代表作には『白雲紅樹』(東京芸術大学)。

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