0010

宇田荻邨

(うだてきそん)

明治29年(一八九六)〜昭和55年(一九八○)三重県松阪に生れ、京都で没。本名は善次郎。

明治44年中村左洲に学び、大正2年京都に出て菊池芳文菊池契月に師事。同6年京都市立絵画専門学校卒業。第7回展『淀の水車』(東京・大倉集古館)で帝国美術院賞を受賞した。昭和25年京都市立美術大学教授となる。戦後は日展で活躍し、清澄で古典的な作風を展開した。昭和36年日本芸術院会員。代表作は『清水寺』。